１．ブルーベリーの特徴 ２．歴史 ３．分類と３つの種類 ４．四季写真（花～落葉） ５．紅葉（草加市ブルーベリー園 わいわいふぁーむ さん）

ブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類され、北アメリカ原産の落葉性の低木果樹です。 樹姿は一般的には株元から数本の発育枝が伸びブッシュ（株）状になります。（右写真） ブルーベリーには多くの種類がありますが、果樹園芸では下記の３種類に分類されます。

　①　ハイブッシュブルーベリー
　樹高が１ｍ以上（大よそ１．０ｍ～２．０ｍ）のもの。
　ハイブッシュの中でも、ノーザンハイブッシュ（北部地域栽培）、サザンハイブッシュ（南部
　地域栽培）、ハーフハイハイブッシュ（樹高がノーザンの半分で１ｍほど）に分けられます。
　これはブルーベリーの栽培地域をより暖地や寒冷地に広げることを目標にアメリカで品種改良
　を行なった結果です。


　②　ラビットアイブルーベリー
　樹高による区分はありませんが、大よそ１．５ｍ～３．０ｍになります。
　果皮が成熟前にうさぎの目のように赤くなることから、名前がつけられたといわれています。


　③　ローブッシュブルーベリー
　樹高が１ｍ以下のもの。（大よそ１５ｃｍ～４０ｃｍ）
　野で自生することからワイルドブルーベリーとも呼ばれています。



　　　　　

　４．ブルーベリーの四季（花～果実～紅葉～落葉へ）

ブルーベリーの白い花。この花がだんだんと色、姿を変え、果実になっていきます。

花からだんだんと果実っぽく。色は白から青みがかかってきました。

ブルーベリーの果実の姿になりつつあります。色は白から青、そして紫がかってきました。 紫の色素はアントシアニン（ポリフェノールの一種）によるものです。

おいしそうな果実に。色素成分のアントシアニンは、体にはとても良いといわれています。

紅葉の時期。同じ木でも順番があるのか、徐々に紅くなります。

紅葉の見ごろになりました。、ほぼすべての葉が紅く染まりました。

落葉のはじまり。枯れ葉の養分が土にかえり、来年また花を咲かせてくれるといいですね。

紅葉（11月下旬）から2ヵ月経った1月下旬のようす。 紅い葉から色が移ったのか枝が紅く色づいていて、きれいな冬のブルーベリーの樹木でした。

1月下旬のブルーベリー園のようす。（その２） 冬のブルーベリーもきれいで、一見の価値あり！ ブルーベリーの樹高は種類にもよりますが、せいぜい２～３mと大人の背の高さに近く、親近感がわいてくる植物です。